秋になると、徐々に夜の時間が長くなります。
夏の暑さが和らぎ、秋の訪れを感じるこの時期、お部屋のインテリアにも秋の自然を取り入れて、心地よい空間を作ってみませんか?
秋を感じられる花や枝物、キャンドルや間接照明の落ち着いた光などをお部屋に取り入れることで、ホッとできるお部屋になります。
一日の終わりをリラックスして過ごせると、また明日がんばれますよね。
この記事では、秋の夜長を楽しむための、癒しの空間づくりについて解説します。
- 身近な秋の枝物と花
- ドライフラワーの活用方法
- 小物で演出する秋の部屋
ぜひ、最後までお読みください。
秋の身近な枝物
秋らしい枝物や植物を、お部屋に取り入れてみましょう。
枝物といっても、難しく考える必要はありません。
身近な枝物をいくつかご紹介しますね。
ススキ
ススキは秋の七草のひとつで、日本人にとっては、とても身近な植物ですね。
河川敷や田んぼのあぜ道などに自生していますが、近くではみつからない場合もあるでしょう。
時期によっては、お花屋さんでも販売していますし、ネットで調べればすぐに購入できますよ。
ススキは、シンプルなガラスの花瓶に無造作に挿すだけでも、自然な美しさが部屋を引き立てます。
風にそよぐ姿が、疲れた心をそっと癒してくれるでしょう。
ススキをお部屋に取り入れるだけで、秋らしい雰囲気を演出できますよ。
赤い実の枝物
秋は、実のついた枝を飾るのもオススメです。
ナナマカドや鈴バラは、赤い実がアクセントにもなり、ノスタルジックな印象を与えます。
ダイナミックにアレンジのもいいですが、小さな小枝に分けて、活けてもステキです。
お花屋さんでみかけたら、インテリアに取り入れてみてくださいね。
木の実
ちょっとした木の実を飾ってみるだけでも、お部屋の雰囲気が変わります。
例えば、松ぼっくりやサルスベリ、バラの実。
ハロウィンの時期に出回るかぼちゃや、栗もいいですね。
窓辺やコーナーに飾るだけで、秋が感じられますよ。
枝物を飾ると、ぐっと秋らしくなるわね。
秋の花を添えて
枝物と組み合わせて、秋の花を飾るのもステキです。
忙しい一日が終わって、花の彩りが目に入ると自然と心が癒されるでしょう。
コスモス
軽やかで風に揺れる様子がどこか懐かしく、癒しを与えてくれます。
薄いピンクや白のコスモスを飾ると、部屋全体がふんわりとした優しい雰囲気になります。
小さな花瓶に数本挿すだけで、存在感を発揮しますよ。
リンドウ
濃い青紫色が特徴的で、どんなインテリアにもすっと馴染む花です。
深い色合いが、空間を引き締めながらも、秋らしさをしっかり感じさせてくれます。
ミニバラ
ミニバラを添えると、優雅な雰囲気が演出できます。
控えめなサイズのミニバラを使うことで、秋のお部屋にもなじみやすい控えめな華やかさが加わりますよ。
お部屋に彩りを加えてくれるわね。
秋インテリアに映えるドライフラワー
秋は、花や葉っぱが美しく枯れていく季節でもあります。
ドライフラワーは、秋のインテリアにぴったりですよね。
ドライフラワーのオススメ5選
まず、ドライフラワーにオススメの秋の花をご紹介します。
ドライフラワーは、花瓶に飾ったり、スワッグにするだけで、秋のインテリアに溶け込みます。
センニチコウ
生花の状態でもカサカサとした触感で、ドライフラワーにしやすい花です。
乾燥させても花色や花の状態が変化しにくく、初心者にも扱いやすいですよ。
ワレモコウ
秋らしい色で、他の花と組み合わせて飾りたくなる魅力のある花です。
リモニウムやカスミソウといった小ぶりなドライフラワーと合わせてもステキです。
ケイトウ
花色が豊富で、ベルベットのような質感です。
大きなものを選べばボリューム感をだせますので、存在感のあるドライフラワーになります。
マリーゴールド
フリルのような可愛い花びらが特徴で、ドライにしても色がきれいに残る花です。
大ぶりで花の密度が高めのものがオススメですよ。
アナベル
繊細な色合いとインパクトのあるフォルムが特徴です。
秋にはグリーンのアナベルが出回り、美しいドライフラワーになります。
ドライフラワー作りのポイント
自然乾燥でドライフラワーを作る場合も、ポイントがあります。
きれいなドライフラワーにするために、次の点を気を付けてくださいね。
乾燥のタイミング | 花が新鮮なうちに作業を開始する。咲き進みすぎると色が悪くなり、花びらが落ちやすい。 |
吸水 | 収穫、購入した生花は、まず十分に吸水を行う |
乾燥場所 | 直射日光の当たらない風通しの良い室内 |
吊り下げ方 | 不要な葉を取り、1本ずつ頭を逆さにして吊り下げる。たくさんの本数を吊り下げると乾燥に時間がかかる。 |
吊り下げ後 | 数日間は花がやわらかい状態。触りすぎると痛むの注意 |
作れない場合は、お店でドライフラワーを買って飾ってみて!
ドライフラワーでガーランド作り
ドライフラワーを、麻紐で繋げて飾るだけで、ガーランドになります。
ガーランドを窓辺や壁、棚の上に飾れば、ナチュラルな秋らしいアクセントがプラスされますよ。
材料と作り方をご紹介しますね。
- お好みのドライフラワー
- 麻紐またはリボン
- 小さな洗濯バサミやクリップ
- ドライフラワーを小さな束にして、麻紐やリボンでまとめます。色や大きさをミックスすることで、より豊かなガーランドになります。
- まとめた束をクリップや洗濯バサミで麻紐に吊るしていきます。
- ドライフラワーの数や間隔はお好みで調整してください。
ドライフラワーのガーランド作りには、次の動画も参考にしてみてください。
手軽にできるので、チャレンジしてみてね!
秋の明かりや香りをプラス
秋のインテリアに、やわらかい光を放つキャンドルや間接照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。
キャンドルや間接照明を合わせて使うと、秋の夜長にぴったりのリラックスした雰囲気を演出できます。
キャンドル
小さなテーブルや棚の上にお気に入りのキャンドルを置いてみませんか?
とてもゆったりとした時間が感じられます。
秋の香りのキャンドルもいいですね。
例えば、温かみのあるウッディな香りや、秋の果実を思わせる甘い香りはいかがでしょうか。
キャンドルは、多くの種類がありますので、お好みの香りをみつけてくださいね。
ライト
小さなコーナーに小さなライトを置くことで、リラックス空間が作れます。
テーブルランプやキャンドルホルダーに、温かみのあるオレンジやアンバーの光をともすと、夜の時間が特別なものになりますよ。
光のゆらめきが秋の枝物や花々に影を落とし、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
読書を楽しんだり、お酒をゆっくり味わうなど、贅沢な時を過ごしてくださいね。
少しの工夫で、夏とは違った雰囲気のお部屋となり、秋の季節感を満喫できるでしょう。
秋のお部屋がグレードアップするわね。
秋の植物でリラックス空間を作ろう
ここまで、お部屋に秋の植物や小物を取り入れて、心地よい空間を作る方法をご説明してきました。
まとめます。
- ススキ
- ナナマカド・鈴バラ
- 松ぼっくり・サルスベリ・バラの実
- コスモス
- リンドウ
- ミニバラ
- 秋にオススメのドライフラワー
センニチコウ、ワレモコウ、ケイトウ、マリーゴールド、アナベル - ドライフラワー作りのポイント
花が新鮮なうちに、十分吸水させてから作業する
直射日光の当たらない風通しの良い室内に1本ずつ逆さに吊り下げる - ガーランド作り
ドライフラワーを小さくまとめて、麻紐とクリップで間隔をあけてつるす
- キャンドルを灯す
- テーブルランプのコーナーを作る
忙しい毎日でも、ほんの少しの工夫で部屋に季節感と癒しを取り入れることができます。
秋の枝物や花の彩りに、キャンドルの灯りやプラスして、帰宅後のひとときを楽しむためのリラックス空間を作ってみてください。
秋ならではの色や光が、きっとあなたの疲れを癒し、ホッと一息つける瞬間を届けてくれるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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