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ベランダ果樹園を作ろう!マンションでもできるフルーツ栽培の楽しみ方

都市生活者にとって、自然と触れ合える機会は貴重です。

田舎に住む友人を尋ねると、広い庭に様々な樹木やハンモッグ……

そこには憧れの生活があります。

特に、庭でとれた新鮮なフルーツが朝食にでてきたり、収穫したフルーツでジャムを作ったりできる果樹には、とても魅力的を感じます。

はな

田舎に引っ越せばいいのだけれど、そう簡単にはいかないわ。

みどり

果樹は広い庭がなくても育てられますよ!ベランダで育ててみませんか?

この記事では、ベランダを小さな果樹園にする方法について解説します。

この記事でわかること

ベランダ果樹園を始める前の確認

ベランダにオススメの果樹

目次

ベランダ果樹園を始める前に

ベランダで果樹を育てるには、まずスペースと日照について考えなければなりません。

多くの果樹は、日光を好み、最低でも1日6時間は日照を必要とします

みどり

ベランダの日当たりはどうですか?

日当たりのよいベランダであれば、育てられる果実はたくさんあります。

数時間しか日が当たらない場合でも、すぐにあきらめないでくださいね。

工夫しだいで、育てられる果樹はありますよ。

みどり

スペースについては、どうでしょうか?

果樹というと、大きな木を想像してしまいがちですよね。

果樹は、鉢植えにすることでコンパクトに育つので、思ったほどスペースを必要としません。

ただし、外に洗濯物を干している場合は注意が必要です。

はじめはコンパクトでも、木はどんどん育っていきますので工夫をしなければなりません。

ベランダを整理し、洗濯物のことも考慮して、日当たりと果樹園のスペースを確保できるか考えてみてみましょう。

ベランダで育てるオススメの果樹5選

では、さっそく、鉢やプランターで育てられる、おすすめの果樹をご紹介します。

ブルーベリー

ブルーベリーは、ヨーグルトの上にのせたり、ジャムにしたり、と人気のフルーツですね。

小さなスペースでも育てやすく、プランター栽培にもぴったりです。

ブルーベリーには多くの品種がありますが、大きくラビットアイ系と、ハイブッシュ系の2つのタイプに分けられます。

ラビットアイ系は、2品種以上植えないと実がなりにくいため、初心者にはハイブッシュ系がおすすめです。

ブルーベリーは、日当たりを好みますが、半日蔭でも栽培はできます

乾燥が嫌いなのでたっぷり水をあげてくださいね。

また、酸性の土を好むため、土を作るときには気を付けてください。

市販されているブルーベリー専用の土を使うと便利ですよ。

レモン

レモンは、木の樹高があまり高くならないため、ベランダでの栽培に向いています。

寒さに弱く温暖な気候を好みますが、丈夫で栽培しやすいため、初心者にもおすすめの果樹です。

無農薬で育てられますので、お料理に皮ごと使えますね。

レモンを育てるときのポイントは日当たり

できるだけ日当たりのよい場所に、鉢やプランターを置いてください。

また、レモンは青虫がつきやすい植物です。

こまめに葉の様子をチェックして、青虫の卵を見つけたらすぐに取り除きましょう。

剪定で、枝の間の風通しを良くすることも、病害虫の予防に効果がありますよ。

イチジク

イチギクは、生命力が強く、狭いスペースでも育てやすい果樹です。

剪定を行うことでコンパクトに保つことができ、比較的長い期間収穫が楽しめます。

日当たりのよい場所を好みますが、真夏の直射日光は苦手です。

半日陰でも成長はしますが、鉢やプランターを動かしやすい場所に置き、場所を変えながら育てるといいでしょう。

また、しっかりと水やりをすることが大切です。

鉢植えの場合、土の量が少なく水分が不足してしまうことがあります。

鉢底から水が流れるほど、しっかりと水を与えてください。

美味しい果実を収穫するためには、間引きを行うことが必要です。

一年目は、木を大きくするために、すべての果実を間引きすることが望ましいです。

キウイ

キウイは、寒さや暑さなどの気候の変化に強く、ベランダでも育てやすいフルーツです。

つる性の植物で、フェンスやネットに這わせて育てることができます

グリーンカーテンにもなりますよ。

植え付けてから二年程度はまっすぐに成長させ、その後は支柱やネットなどにつるを巻き付けていきます。

風は苦手なので、できるだけ風を避けられる場所に、鉢を置くのがおいてください。

雄株と雌株があるため、実をつけるためには両方が必要です。

一つの株でも実をつける品種もあるので、苗選びのときには注意してください。

オリーブ

オリーブは乾燥に強いため、水が足りなくても成長してくれます。

キウイと同じように雄株と雌株が必要ですが、品種によっては一株でも実をつけることができます。

ベランダで育てるには、マンザニロ (Manzanillo)やネバディロ・ブランコ(Nevadillo Blanco)など、小型の品種を選ぶとよいでしょう。

どちらも、自家受粉が可能で、1本でも実をつけることができます。

オリーブは日当たりと風通しを好みますが、根が浅く風に弱いという弱点があります

そのため、支柱などで支えてあげることが必要です。

また、水やりも重要です。

花の季節や花芽の季節に水が切れると収穫にも影響するため、しっかりと水を与えましょう。

はな

ベランダでも、たくさんのフルーツが育てられるのね!

みどり

それぞれ特性があるので、ベランダの環境にあった果樹を選んでくださいね

ベランダ果樹園のメリット

自分で育てた果実を収穫する瞬間を考えると、ワクワクしてきませんか?

新鮮な果実は、そのまま食べるのはもちろん、ジャムやコンポート、デザート作りなども楽しめます。

収穫したフルーツでレシピを考えるのも楽しいですね。

はな

フルーツを使ったドリンクや、デザートを意識するようになるわね。

また、苗が成長して花をつけ果実となる、その成長過程を観察することも、楽しみのひとつです。

みどり

工夫をしながら上手に育てていくのは、ガーデニングの醍醐味ですね。

ベランダ果樹園で広がる新しい楽しみ

ここまで、ベランダで果樹園を作る方法について解説してきました。

まとめてみます。

ベランダ果樹園を始める前に

  • 日当たりを確認する。
  • スペースを確保する

ベランダ果樹園オススメ5選

  • ブルーベリー
  • レモン
  • いちじく
  • キウイ
  • オリーブ

ベランダ果樹園のメリット

  • 新鮮なフルーツを味わえる
  • 成長過程を楽しめる

ベランダ果樹園は、限られたスペースでも自然の恵みを感じさせてくれます

果樹の成長を見守り、季節の変化を肌で感じ、育てた果実を味わう。

果樹園が身近にあると、日常生活がとても豊になります。

畑や庭がなくても、果樹園は作れます

都心生活者でも、あきらめることはないのです。

はじめは、失敗することもあるかもしれません。

試行錯誤を楽しみながら、続けてみてください。

そして、思い描いたあなただけのベランダ果樹園を作り上げてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

日当たりのよい部屋に住んだことがきっかけで、植物がどんどん増えていきました。毎日、植物と対話しています。
庭のある家で暮らすことを夢みていますが、今は小さな部屋とベランダで緑ある暮らしを楽しんでいます。
都心生活者のグリーンライフを発信していきます!

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