春になると、黄色くてふわふわの花を咲かせるミモザ。
店先でもよくみかける人気の花です。
とても愛らしくて、幸せな気分にさせてくれますよね。
ミモザをベランダで育てられたら、と思ったことはありませんか?
鉢植えのミモザでも花は咲くのでしょうか?
ミモザは、ベランダで育てても花を咲かせてくれますよ。
ただし、いくつかの注意点だけ守ってくださいね。
この記事では、ミモザを鉢植えで育てるためのポイントや、注意点について解説します。
- ミモザを鉢植えで育てる際の注意点
- ミモザの花を咲かせるポイント
春に、ベタンダでかわいい花を咲かせましょう!
ミモザの人気の理由
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ミモザは、2月から3月にかけて、花屋の店先にいっせいに並びますね。
その愛らしい姿に、立ち止まってしまう方もいるでしょう。
まず、ミモザの人気の理由をみていきましょう。
ミモザの魅力
ミモザの魅力は、愛らしい見た目と甘い香りでしょう。
ミモザは、小さくて黄色い花をたくさん咲かせます。
ミモザの花が一面に咲くと、辺りをパーッと明るく華やかにしてくれるのです。
また、ミモザには、独特の甘い香りがあります。
その香りは、穏やかで心地よく、幸福感をもたらせてくれます。
ミモザのフレグランス類も、数多く販売されていますよ。
季節の象徴
ミモザは、春の訪れや新たな始まりを象徴する花として知られています。
日本でも、国際女性デー(3月8日)はミモザの日として定着してきまたね。
国際女性デーは、女性の権利を守り、ジェンダー平等を目指すために、国連によって定められました。
イタリアでは、男性から女性にミモザを贈る風習があり、これが世界中に広まったといわれています。
厳しい寒さの残る2月頃から花をつける姿に、はなかないように見えても隠れたエネルギーを感じさせます。
ミモザは、しなやかでありながらも強い女性の象徴なのです。
ミモザの特徴
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可憐で華やかな花と甘い香りが魅力のミモザ。
見た目以外の特徴もみていきましょう。
- 科・属:マメ科・アカシア属
- 和名:アカシア
- 英名:Mimosa
- 原産地:オーストラリア
- 開花期:2月~4月
ミモザは、日光を好み、-5℃位までの環境下で育ちます。
乾燥したやせ地でも成長するため、比較的育てやすい植物といえるでしょう。
また、とても成長が早く、地植えで育てると5m以上にもなります。
ぐんぐん育つのはいいのですが、庭木にすると成長しすぎて困ってしまうことがあります。
きちんと剪定をしないと、スペースをとりすぎてしまうのです。
鉢植えにすることで、大きくなりすぎることを防げますよ。
ミモザを鉢植えするときの注意点
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それでは、鉢植えでミモザ育てる際の、注意点をみていきましょう。
適切なサイズの鉢
ミモザは根が広がります。
十分な広さと深さのある鉢を選びましょう。
大きく成長して、根詰まりを起こしている場合は、1~2回り大きな鉢に植え替えます。
その際、根鉢を崩さないように注意してくださいね。
植え替えの時期は、春から夏前を目安にするといいでしょう。
水はけのよい土
ミモザは排水が良い土壌を好みます。
通気性が良く、水はけの良い土を使用しましょう。
培養土に、赤玉土や鹿沼土を多めに配合するといいでしょう。
日光
ミモザは、日当たりが良い場所が好きです。
明るい場所に置き、日光が当たるようにしましょう。
ミモザが咲かない理由
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ミモザを鉢植えして、それなりに成長してきた!
しかし、花が咲かない。
このような経験はありませんか?
ミモザは、黄色くふわふわの花を楽しみたいですよね。
次に、花が咲かない理由を考えてみましょう。
樹齢が若い
ミモザは、木が成熟しないと花を咲かせません。
若い苗や成長途中の場合は、木が成熟するまで待たねばなりません。
3年ほどかかる場合もあるので、大事に育てましょう。
剪定ミス
成長が早いため、定期的な剪定が必要です。
ミモザは、剪定に強いので、あまり細かいことを気にしなくても大丈夫です。
気をつけたいのは、時期です。
花芽は夏頃つくので、その前の時期に剪定する必要があります。
4月〜6月初旬までには、剪定しましょう。
日照不足
ミモザは太陽の光が大好きです。
日当たりが悪いと、花を咲かせてくれません。
日がよく当たる場所で育てましょう。
肥料
ミモザは、痩せた土地でも育つので、あまり肥料を必要としません。
しかし、鉢植えの場合は、栄養が限られてしまうので、肥料が必要です。
窒素が少なく、カリウムとリン酸が多い即効性化成肥料を与えてください。
窒素が多すぎると、葉が変色したり、株が弱ってしまうので気をつけましょう。
ミモザを鉢植えで元気に育てましょう
ここまで、ミモザを鉢植えで育てる際の注意点や、花を咲かせるポイントについて解説してきました。
ミモザの魅力
- 可憐で華やかなな花と甘い香り
- 春の訪れや新たな始まりの象徴
ミモザの特徴
- 日光を好み、-5℃位まで耐えられる
- やせた土地でも育つ
- 成長が早く、大きく育つ
鉢植えの注意点
- 適切なサイズの鉢
- 日当たり
- 水はけのよい土
ミモザが咲かない理由
- 樹齢が若い
- 日照不足
- 剪定ミス
- 肥料の量
春に可憐な花を咲かせるミモザ。
花屋に並ぶ姿も美しいですが、自分で育てると、より愛着もわきますよ。
寒い冬を乗り越えて、パーっと明るい花を咲かせる様は、ときに勇気をもらえます。
ミモザのもつポジティブなエネルギーは、毎日の生活により彩りを与えてくれるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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