インテリア雑誌やマンションのモデルルーム、おしゃれなレストランなど、観葉植物は、いろんなシーンに登場します。
そんな観葉植物がお部屋にあると、ぐっとおしゃれな雰囲気になりますよね。
インテリアとしても楽しめるのですが、観葉植物は生き物です。
手入れをしないと、元気に育ちません。
観葉植物を欲しいと思っていても、管理面でハードルが高いと思っている方も多いでしょう。
大丈夫です!
観葉植物には、初心者にも育てやすい種類もたくさんありますよ。
この記事では、観葉植物を選ぶポイントや初心者にも育てやすい観葉植物をご紹介します。
- 観葉植物を育てるメリットとデメリット
- 観葉植物を選ぶポイント
- 初心者にオススメの観葉植物7選
ぜひ、最後までお読みください。
観葉植物の種類
観葉植物とは、主に鑑賞や装飾のために栽培される植物です。
部屋やオフィスなどの室内空間で育てられ、美しい葉や姿を楽しみます。
リラックス効果や空気浄化も期待されていますよ。
観葉植物には、次のようにたくさんの種類があります。
- インテリアの中心となるような大きなサイズ
- 棚やテーブルなどに置ける小さめのサイズ
- 下に垂れ下がるつる性のタイプ
- 葉の存在感があるタイプ
- 小さな葉がたくさんあるタイプ
サイズや形状だけでもいろいろな種類がありますね。
お好みのタイプや育てやすさから選ぶといいでしょう。
観葉植物のメリット・デメリット
次に、観葉植物を育てることのメリットとデメリットをみていきましょう。
メリット
観葉植物を部屋に置くメリットは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
美しいインテリア
インテリの美しいお部屋にしたい、と思って観葉植物に興味を持たれた読者様は多いでしょう。
お部屋にグリーンがあると、ステキな空間になりますよね。
ポイントとなる植物をひとつ置くだけでも、お部屋の雰囲気が変わります。
また、多くの植物をお部屋に置くと、緑あふれるリフレッシュ空間になりますよ。
空気浄化
植物は、光合成をすることによって、二酸化炭素を吸収し、酸素を生み出します。
光合成では、空気中の有害な物質やカビなども一緒に吸収しているので、室内の空気が除去されます。
空気清浄機の働きをしてくれているんですね。
ストレスの軽減
観葉植物を見ることで、自然の雰囲気を感じられたり、緑の葉が目に心地よかったりと、リフレッシュできます。
また、植物の瑞々しい葉や優雅な形は、穏やかでリラックスした気分にさせてくれますよ。
趣味や癒し
観葉植物を育てることで、植物の成長を感じられます。
芽が出たり、葉がしおれていたり、と毎日の変化を感じることは、植物と対話が必要です。
大きくなっていく姿をみると、育てる側も元気になりますよ!
また、毎日植物の状態をチェックするようになるので、生活にリズムができます。
デメリット
観葉植物を部屋に置くデメリットは、あるのでしょうか。
メリットとデメリット、併せて考えてくださいね。
植物の管理
観葉植物は生き物です。
しばらく水やりを忘れてしまうと、とたんに元気がなくなります。
植物によって元気に育つ環境が違うので、小まめなチェックが必要です。
管理が悪いと、コバエがわくこともあるので、気をつけましょう。
スペース
観葉植物にはさまざまな種類がありますが、大きいタイプはかなりスペースが必要となる場合があります。
はじめは小さくても、どんどん成長し、置き場所に困ってしまうことあります。
成長したときのサイズをイメージしてから、観葉植物を取り入れましょう。
備品管理
観葉植物そのものの料金はもちろんですが、土や肥料、植木鉢など、ある程度の費用がかかります。
また、土は普通のゴミとして処分できません。
植え替えの際など、古い土を処分する場合は、自治体のごみ処理場を確認しましょう。
観葉植物を選ぶポイント
メリットデメリットを理解したうえで、問題なければ観葉植物をお部屋に取り入れてみましょう。
日当たり
植物は、日当たりがないと育たないものと、それほど日当たりを必要といないものがあります。
日があまり差さない部屋に、日光が大好きな植物を配置してしまうと、元気よく育ちません。
日差しが差さない部屋の場合は、耐陰性がある植物を選びましょう。
置くスペース
小さい植物の場合、棚やテーブルなどの置き場が必要になります。
水やりのことも考慮して、植物の場所があるか考えてくださいね。
大きな植物の場合は、床に置くことになります。
そのスペースがあるのか、圧迫感はないか、考えてみましょう。
大きく成長した場合
はじめは小さい鉢の状態でも、数年で自分の身長より大きくなる植物もあります。
置き場は確保できますか?
つるがどんどん伸びていくタイプは、高い位置やハンギングタイプの鉢がステキですよ。
水やりのしやすい場所を考えてくださいね。
見た目の印象
植物の色だけみても、濃い緑、ライムグリーン、白っぽい、赤っぽいなどといろいろあります。
さらに、葉は大きい方がいいのか、小さくてたくさんある方がいいのか、幹や枝の形状など、自分の好みのタイプやお部屋の印象から考えてみましょう。
初心者にオススメの観葉植物7選
初心者の場合は、育てやすい植物がオススメです。
初心者でも失敗が少なく、お部屋のインテリアにもなる7つの植物をご紹介します。
ポトス
耐陰性があり、日当たりが少ないお部屋でも育てられます。
つるがどんどん伸びるので、植物を育てる楽しさを実感できますよ。
伸びてきたら、水差しにしても元気に育ってくれます。
種類も豊富で、斑入り、鮮やかなグリーン、明るいライムグリーンなど、いずれも美しい葉は、インテリアのポイントになります。
サンスベリア
乾燥に強く、耐陰性もあるので、日当たりの少ない室内でも育ちます。
大きさは、小さいものから大きいものまであるので、お部屋のスペースを考えて選びましょう。
空気浄化作用が高いので、寝室などにもいいですね。
パキラ
耐陰性があるので、日当たりの少ないお部屋でも育てられます。
小さいものを選んでも、数年で大きくなるので、お部屋のスペースに余裕があるか確認しましょう。
大きくなると、グリーン部分が多く、インテリア性も高いです。
成長が速いので、選定を重ねて姿を整えていきましょう。
ウンブラータ
ハート型の葉や、枝の自由度が高く、お部屋のインテリアとして人気があります。
夏の暑さにも強く、どんどん葉っぱが開いてくれます。
数年で丈が大きくなるので、お部屋の中で存在感が増してきます。
直射日光を避けて、カーテンのレース越しで育てるといいでしょう。
アイビー
屋外でグランドカバーとしても使われるほど、丈夫なアイビー。
耐陰性もあるので、お部屋でも育てやすいです。
つるがどんどん伸びるので、ハンギングにしたり、高い位置に置くと、インテリア映えしますよ。
グリーンの種類もいろいろあり、花寄せのアクセントにも使われます。
長くなったつるは、切って水差しにすると、簡単に増やすことができます。
モンステラ
葉に切り込みや穴がある独特の雰囲気があります。
インテリア性が高く、お部屋の中でも存在感があります。
耐陰性があり、丈夫なことから、初心者の方にも比較的育てやすいですよ。
広がるように大きく育つ品種もあるので、置き場所は予め確保しておきましょう。
ガジュマル
特徴的な幹で、愛嬌のあるフォルムのガジュマル。
丈夫で、初心者さんにも育てやすい点でも人気です。
日光を好みますので、なるべく明るい場所で育てましょう。
小さいものもありますが、生命力に溢れていてぐんぐんと成長します。
小さいままで育てる場合は、こまめに選定をしましょう。
観葉植物と暮らす:まとめ
ここまで、初心者にも育てやすい観葉植物について解説してきました。
- 観葉植物は、大きさや特性がさまざまで、多くの種類がある
- 観葉植物を育てるには、メリットとデメリットがある
- 観葉植物を選ぶポイントは、日当たり、置き場、成長速度、見た目
- 初心者にもオススメ7選
ポトス、サンスベリア、パキラ、ウンブラータ、アイビー、モンステラ、ガジュマル
観葉植物は生き物です。
毎日、植物に気をかけて、対話するようにお手入れをしてあげると、元気に育ってくれます。
お部屋が美しくなり、生活にも彩りが生まれますよ。
最初は、無理のない範囲で、管理しやすい観葉植物からはじめてみましょう。
生活もお部屋も生き生きとさせてくれる観葉植物。
あなたも、グリーン生活をはじめませんか!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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