春に黄色くてふわふわの花を咲かせるミモザ。
ミモザを自分で育てたい、と思う方も多いでしょう。
ミモザは、鉢植えでも育てられますが、花を咲かせるためには、いくつかの注意点がありますよ。
私自身、数年前に小さな苗木を買って、鉢植えで育てていますが、いまだに花を咲かせられません。
今年、やっと花芽がついたのですが、夏枯れしてしまいました。
原因は何だったのか、復活できるのか、検証していきたいと思います。
- ミモザが水切れしないための方法
- ミモザが葉を落とした理由
- ミモザが復活するための方法
ミモザを鉢植えで育てるポイント
ミモザを鉢植えで育てるためには、次のようなポイントがあります。
- 適切なサイズの鉢に植える
- 水はけのよい土を使用する
- 日光が十分当たる位置に配置する
また、ミモザが咲かない場合、次のような理由が考えられます。
- 樹齢が若すぎる
- 剪定ミス
- 日照不足
- 肥料が足りない
詳しくは、次の記事にまとめているので、参考にしてくださいね。
元気だったミモザ
6月頃、数年越しでやっと花芽をつけてくれた我が家のミモザ。
来年の春こそは、花を咲かせてくれるだろうと、期待して毎日眺めていました。
水切れはしていないか、虫はついていないか、風にあおられていないか、と気が気ではありません。
そんな中、8月に、5日程の旅行にいくことになりました。
真夏の暑い時期に、鉢植えのミモザを放置するなんて……
まず、水切れを心配します。
そこで、ベランダから日差しがあたりすぎない部屋へ移動し、自動給水装置を準備しました。
使用したものは、洗面器と、鉢より高い椅子と、細長く切った綿の布巾です。
この方法は、これからも活用できると思いました。
詳しくは、次の記事の動画を参考にしてください。
葉を落としたミモザ
5日間の旅行から帰ってきて、すぐに確認したのは、ミモザの状態です。
なんと、元気でいてくれたのです!
自動給水装置のおかけです。
いっぱいに入れた洗面器の水は、なくなっていましたが、鉢の土は湿った状態でした。
花芽もついたままです。
これで一安心と思い、私はまた2、3日出かけてしまいました。
とりあえず、日光が大好きなミモザをベランダにだし、真夏の水切れに耐えられるよう、さらに給水をしたのです。
そして、2日後、家にもどってきたとき、ミモザは、茶色い葉をポロポロと落としていました。
原因は何だったのでしょうか。
ミモザが葉を落とした理由
ミモザはなぜ、葉を落としてしまったのでしょうか。
花芽も枯れてしまいました。
来年の花は期待できそうにありません。
夏の暑さによる水切れ
真夏のベランダに、2日程放置したことによる水切れでしょうか。
今回は、十分に水を与えていたので、その可能性は薄いと思っています。
急激な環境の変化
日差しの弱い室内から、カンカン照りのベランダに出したことが原因でしょうか。
ミモザは繊細な植物で、急激な環境の変化にストレスを感じやすいといわれています。
特に、日照条件や温度、湿度の急激な変化に弱い傾向があるので、ここに原因があったのかもしれません。
水やりによる蒸れ、根腐れ
一度家にもどって、ベランダで水やりをしたとき、土はまだ十分に湿った状態でした。
そして、いつものように、水が土にスーっと吸い込んでいかないように感じています。
日本の夏は、気温が高いだけでなく、湿度も高いですよね。
過度な水やりは、根腐れの原因になります。
ここにも原因があったのでしょう。
ミモザは復活できるのか
ミモザが葉を落としていることに慌てふためいた私は、次のことを実行しました。
- ミモザを部屋のカーテン越しに移す
- 数日後、ベランダにもどす
- 水はしばらく与えない
- 枯れた枝を切る
- 常に観察する
現在、我が家のミモザは、幸いにも枯れた状態ではありません。
一部の葉と花芽は落ちてしまいましたが、小さな芽が出てきています。
花は先延ばしになりましたが、まだ成長してくれるでしょう。
枯れてしまった花芽
10日経たないうちに小さな芽を発見
枯らしてしまって本当にごめんなさい。これからはもっと気を付けます!
ミモザを枯らさないために
ミモザを枯らしてしまわないために、気を付けることをまとめます。
- ミモザを鉢植えで育てるポイント
- 適切なサイズの鉢に植える
- 水はけのよい土を使用する
- 日光が十分当たる位置に配置する
- 水切れ → 自動給水装置の活用
- 急激な環境の変化 → 徐々に環境になじませる
- 根腐れ → 土が十分に水分を含んでいる状態で給水しない
今回は、ミモザにとても可哀そうなことをしてしまいました。
一命をとりとめたミモザですが、これから台風や大雨がくる可能性もあります。
虫がついたり、病気になったり、寒さに凍えてしまうことがあるかもしれません。
油断しないこと、気を抜かないこと、そして常に観察することの重要性を改めて感じました。
いつかは花を咲かせてくれることを信じて、これからもミモザの成長を見守ろうと思います。
植物との対話は楽しいです。
ミモザと一緒に、次の、そしてまた次の春を待ちわびています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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