「多幸の木」として親しまれるガジュマル。
ぷっくりとしたフォルムや、むっちり、ぽっこりとした姿が人気の理由のひとつです。
ガジュマルの幹をもっと太くしたい、と思ったことはありませんか?
ガジュマルの幹を太くするには、一般的な管理では難しく、特に初心者の方にはハードルが高いといわれています。
幹を太くできなくても、日々のケアによって、ガジュマルをより魅力的に育てることはできますよ。
この記事では、ガジュマルの幹を太くすることが難しい理由や、ガジュマルを育てるコツについて解説します。
ガジュマルを元気に育てて、運気アップも目指しましょう。
- ガジュマルの魅力と風水効果
- ガジュマルの幹を太らせるのが難しい理由
- ガジュマルをより魅力的に育てる方法
ガジュマルの魅力と風水的効果

観葉植物の中でも、人気の高いガジュマルの魅力について解説します。
ガジュマルの気根のしくみ
ガジュマルは、幹の形が独特で、ぷっくりふくらんだり、からみあったりしているのが特徴です。

この幹の部分、じつは気根と呼ばれる根です。
気根は、地上で発生し、空気中の酸素や水分を取り込みながら土に向かって伸びていきます。
やがて土に到達すると、土から水や栄養を吸収し、太い根となります。
市販のガジュマルの幹のようにみえる部分も、実は気根が太くなったものなのです。
ガジュマルの生命力
ガジュマルは、生命力の強さと成長の仕方で知られる植物です。
一例に、カンボジアにある世界遺産「アンコール遺跡群」のひとつ、「タ・プローム遺跡」があります。
寺院に絡みつくたくましいガジュマルは、建物と一体化して成長し、遺跡全体を飲み込んでしまうような勢いです。
この状況に、「ガジュマルは遺跡を破壊しているのか、支えているのか」という議論が続いているのです。





ガジュマルの生命力の強さに圧倒されてしまいます。
風水的な効果
沖縄では、ガジュマルの木に「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿ると伝えられています。
「キジムナー」が宿ると、家が繁盛し、幸福が訪れるといわれているのです。
この言い伝えにより、ガジュマルは「多幸の木」とも称され、多くの幸せをもたらす象徴とされています。
風水においても、ガジュマルは金運、健康運、家庭運、リラックス効果などが期待できる観葉植物です。
ガジュマルが元気に育つ環境を整えることも、風水効果を高めるポイントです。



ガジュマルには、リラックス効果やパワーの上昇効果がありますよ。
ガジュマルの幹は太くなる?


ガジュマルの愛らしいフォルムを眺めていて、もっと大きく太くしたい、と思ったことはありませんか?
しかし、ガジュマルの幹を太く育てることは、一般的な管理方法では難しいとされています。
水やりや肥料、日当たりを工夫するだけでは、太らないのです。
理由は、主に次の2点です。
挿し木による特性: 市販されているガジュマルの多くは挿し木で増やされたもので、幹が太くなりにくい
環境の必要性: 気根の成長には高温多湿の環境が必要
挿し木ガジュマルでも、幹を太くすることは不可能ではありません。
気根を土に埋めることで太くなる可能性もあります。
しかし、この試みには、1年以上の期間が必要で、期待する程大きく成長するとも限りません。
また、土に埋まった部分からは、小さな根がたくさん発生するため、つるっとした幹にはならないのです。
自力でガジュマルの幹を太くするには、探求心や粘り強さが必要です。
気軽に植物を楽しみたいという方は、現在の姿を活かしながら、魅力的なガジュマルを育てみてはいかがでしょうか。



剪定や日々のケアで、ガジュマルはより魅力的になりますよ。
これから自分好みのガジュマルを探す方はこちらも参考にしてくださいね。
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ガジュマルを元気に育てて運気アップ


ガジュマルを太らせることは難しくても、元気に育てることで魅力をアップさせましょう。



風水的な効果も期待できますよ!
剪定
ガジュマルは成長が早く、放置すると枝葉が乱れてしまいます。
植物は、枝の先に先に葉がでる性質があり、下の方の葉はしだいに落ちていきます。
剪定せずに育てると、上の方だけに葉がしげり、下の方はすかすか、という見た目になってしまうのです。
好みもありますが、幹の近くに葉が密集しているのが、ガジュマルのきれいな樹形といわれています。
定期的な剪定を行い、見た目の美しさを保ちましょう。
時期:春から初夏にかけての成長期が最適。
方法:伸びすぎた枝や内向きの枝を切る。切ったところから脇芽がでることをイメージして剪定。
風水では、植物の健康状態がそのまま家の運気に影響するとされています。
美しく整えられたガジュマルは、良い気を引き寄せ、運気を高める効果が期待できます。


我が家のちびガジュマルは、足を組んでいるような姿が気に入っています。



このまま上に伸びてしまうとバランスを崩してしまうので、そろそろ剪定が必要ですね。
ガジュマルを元気に育てるポイント
ガジュマルは、育てやすい植物です。
次の点さえ気をつかれば、元気に育ってくれますよ。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
過度な水やりは根腐れの原因となるため、与えすぎに気を付けましょう。
日当たり
明るい間接光を好みます。
直射日光は葉焼けの原因となるため、レースカーテン越しの光が理想的です。
湿度管理
ガジュマルは湿度の高い環境が好きです。
霧吹きで葉や幹に水を吹きかけると、気根の発生を促すことができます。
肥料
ガジュマルはあまり肥料を必要としませんが、適度に与えることで生育が早まります。
成分が数カ月かけて土の中にゆっくりとしみていき、効果が長続きする緩効性肥料が使いやすいでしょう。
ガジュマルの風水的効果
風水では、「陰の気」と「陽の気」のバランスを整えることで運気が上がると考えられています。
観葉植物は、このバランスを調整し、良い運気を呼び込む効果があるため、お部屋に飾るのがおすすめです。
ガジュマルは丸い葉が下向きに茂るため「陰の気」を持つ植物です。
陽の気が多い場所に置くと気のバランスが整い、運気アップにつながります。
特にガジュマルは、金運アップやリラックス効果が期待できますよ。
- 金運アップ:丸く光沢のある葉が金銭や富を引き寄せる
- リラックス効果:下向きに生える丸い葉が気を鎮めて心を落ち着かせる
置き場所による効果も参考にしてくださいね。
玄関 | 家の入口に置くことで、良い気を招き入れる効果に期待 |
リビング | 家族が集まる場所に置くことで、家庭運や健康運の向上 |
寝室 | リラックス効果を高め、安眠をサポート |
トイレ | 「水」の気が調和される。悪い気を落ち着かせ、良い気を入りやすくする |
これから元気なガジュマルを探す方はこちらも参考にしてくださいね。
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まとめ:ガジュマルを元気に育てて運気アップ
ここまで、ガジュマルの魅力や幹を太くすることの難しさ、風水効果について解説してきました。
まとめます。
ガジュマルの魅力
- 独特の幹の表情
- 生命力の強さ
- 「多幸の木」としてもしられ風水効果にも期待
幹を太らせることの難しさ
- 幹にみえる部分は根
- 根を1年以上埋めることで太くなる可能性はある
- 期待した見た目になるとは限らない
- 植物を気軽に楽しみたい方向けの方法ではない
ガジュマルを健康に育てて運気アップ
- 剪定することで見た目が整う
- 育てやすい植物なので、基本的な育て方で問題ない
- 元気に育てることで風水効果もアップする
ガジュマルは、ぷっくりとした姿が魅力的ですが、最初のサイズから太らせることは、簡単なことではありません。
幹の太さにこだわらずとも、健康的に育てることで、ガジュマルは魅力的に育ってくれます。
愛情を持ってガジュマルを育てることで「キジムナー」が宿り、そのエネルギーが良い運気を引き寄せることでしょう。
「多幸の木」ガジュマルを大切に育てて、ハッピーライフを目指しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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