挿し木パキラ、形が崩れてきていませんか?
わたしのパキラは、上の方だけひょろひょろ伸びて、なんだかアンバランスな見た目に。
「そろそろ剪定しなきゃ」と思いながらも、どこで切ればいいのかわからずに放置していました。
今回、パキラを丸坊主剪定に挑戦したので、その記録をお伝えします。
どこで切るか、どのくらい切るか、そして剪定後の鉢サイズはどうするか。
はじめての剪定で迷ったことをまとめました。
パキラの剪定はどこで切る?【結論から】

パキラの剪定で迷ったら、ここで切ります。
節とは、葉や枝が生えている(生えていた)ところです。
パキラの場合、この節に成長点が隠れています。

節のすぐ上(5〜10mm程度上)で切ると、そこから新しい芽が出やすくなります。


基本はこれだけです。
あとは、樹形をイメージして、どのくらい切るかを決めてくださいね。
挿し木パキラが樹形くずれやすい理由

そもそも、なぜ挿し木パキラは樹形が崩れやすいのでしょうか。
日光不足による徒長
パキラは、比較的耐陰性がある植物ですが、日光をとても好む植物です。
光が十分に当たらない環境に置くと、茎が日光を求めて急激に伸び、細くて弱い枝(徒長枝)になりやすくなります。
これが、パキラの樹形がくずれる最大の原因です。
みどり私も、パキラを日当たりが少ない場所に移したことで、不格好な姿にしてしまいました。
成長スピードが非常に早い
パキラは生命力が強く、成長スピードも速い植物です。
そのため、剪定をせずに放置していると枝が自由に伸び、全体のバランスが崩れやすくなります。
気づいたときには、樹形がまとまりのない野暮ったい印象になっていることも少なくありません。
葉の重さで枝が垂れやすい
ひょろひょろと伸びた細い枝に対して、パキラの葉は比較的大きく重みがあります。
そのため、枝が葉の重さに耐えきれず、垂れ下がってしまい、結果として樹形がくずれて見えるケースも多いです。


どのくらい切る?剪定の度合いを3つから選ぶ


剪定といっても、どのくらい切るかは人によって違います。
現在の状態と、どんな樹形にしたいかによって選んでみてください。
軽め|飛び出た枝だけ整えたい人へ
全体の1/3以内を目安に、明らかに飛び出している枝や、内側に向かって伸びている枝だけを切ります。
葉をほとんど残せるので植物への負担が少なく、見た目の変化も穏やか。
「少しだけ形を整えたい」「はじめての剪定で怖い」という方におすすめです。
中程度|バランスを取りながら形を直したい人へ
全体の1/3〜半分程度を目安に、バランスを見ながら切っていきます。
優先して切るのは、古い枝、交差している枝・内向きの枝・混み合っている部分。
風通しが良くなり、残った葉にしっかり光が当たるようになります。
ある程度形を変えたいけれど、丸坊主は怖いという方はこちら。
丸坊主|思い切ってリセットしたい人へ(わたしの場合)
葉をほぼすべて切り落とす、思い切った方法です。
形が崩れすぎて中途半端な剪定では追いつかない場合や、コンパクトにリセットしたい場合に向いています。
植物への負担が最も大きい方法なので、時期だけは絶対に間違えないでください。
葉が一枚もない状態で冬を迎えると、光合成ができず栄養を蓄えられないまま寒さにさらされて、そのまま枯れてしまう可能性があります。



わたしが丸坊主を選んだのも、今(5月)がベストタイミングだからです。
これから気温が上がり、パキラが最も活発に成長する時期に入ります。
葉がなくなっても、十分な光と温度があれば新しい芽が力強く出てきてくれます。
最低気温が15℃を下回る場合は、剪定を控えて、春がくるまで待ちましょう。
実体験:挿し木パキラを丸坊主にしてみた


わたしのパキラは上の方にだけ葉が集中して、完全にバランスが崩れた状態でした。
中程度の剪定も考えましたが、どうせやるなら一度リセットしようと、丸坊主にすることにしました。
- 全体を見て、どこまで切るかいイメージする
- 節の上を意識しながら、切る。
- 直径3cm以上の太い枝を切った場合、切り口に融合剤を塗る。






思い切って切ってみると、意外とすっきりしました。
最初は「本当にこれで大丈夫?」と不安でしたが、春の成長期に入っているので新芽が出てくれるはず。
普段は、花用のハサミを使っているのですが、今回は、枝も安心して切れる剪定ハサミを使用しました。
スパッとストレスなく切れて、植物にも負担が少ないと思います。
剪定後の鉢サイズ、どう判断するか


丸坊主しようと思って気がついたのが、鉢サイズの問題です。
大きな鉢が危険な理由
葉がなくなると、植物が水分を外に逃がす「蒸散」ができなくなります。
以前のように水を吸い上げる力がなくなるため、大きすぎる鉢は土がなかなか乾わきません。
そして、蒸れて根腐れにつながってしまうのです。
そもそもパキラは根が小さい植物なので、鉢はコンパクトで十分です。
鉢が大きすぎると、根腐れリスクが高くなることを覚えておきましょう。
わたしの場合、大きすぎる鉢に入っていました。
以前は、パキラがもっと大きく、葉もふさふさしていたのですが、少しずつ剪定して、小さくなってしまったのです。
剪定と植え替えを同時にやるリスク
ただし、剪定と植え替えを同じ日に行うのは植物への負担が大きいです。
できれば、どちらかを先にしてから1〜2週間休ませて、もう一方に取りかかるのが理想。
- 選択肢①:植え替えを先 → 落ち着いてから剪定
- 選択肢②:剪定を先 → 新芽が出てから植え替え



わたしは今の鉢が大きすぎたので、植え替えを先に行うことにしました。






剪定と植え替えのタイミング
剪定の際、鉢サイズの見直しまで気が回らないものですが、特に丸坊主剪定の場合は、検討してみましょう。
- 現在の鉢がちょうどいいサイズ → 剪定後もそのままでOK、水やりの頻度を減らす
- 現在の鉢が大きすぎる → 一回り小さくする検討を
- 根が鉢底からはみ出している → 剪定後に落ち着いてから、一回り大きな鉢に植え替え
植物を植え替えたいと思ったときに、鉢がすぐに用意できなくて困ることがありますね。
わたしは、植木鉢の購入に、よく楽天を利用しています。
実店舗の場合、鉢の種類も限られるし、持ち帰るのも重くてたいへんです。
楽天は、ショップや品数も多く、かわいい鉢がみつけらるので、オススメです。
剪定後の管理と新芽を待つポイント


剪定後の管理について、お伝えします。
置き場所と水やり
剪定後は、春から秋の暖かい時期に、風通しのよい外で管理すると、元気に育ちます。
ただし、真夏の直射日光は、葉焼けや株を弱らせてしまうので、避けてくださいね。
水やりは土が完全に乾いてから。
葉がない分、乾くまでに時間がかかるので、水のやりすぎに注意です。
土の状態を見るのが難しい場合は、水やりチェッカーが便利ですよ。



水やりチェッカーは、私も愛用しています。
新芽が出るまでの期間
春〜初夏の剪定であれば、早ければ2〜3週間で新芽が見えてきます。
焦らず、じっくり待ちましょう。
新芽が出てきたら、少しずつ日当たりの良い場所に慣らしていきます。
剪定後の枝を増やす
剪定後の枝は、しばらく水差しにすると、根が生えてきます。
成長点を含んだ枝を、発根後土に植え替えると、また育ってくれるはず。
※葉だけを水差しても根はでますが、その後成長はしません。
少し前に、 別のパキラを剪定したときに水差しにした枝から根が出てきました。
今回の剪定でできた枝も水差しにして、様子をみます。


パキラ剪定のポイント:まとめ
パキラの剪定について、気をつけるポイントをまとめます。
- 切る場所:節のすぐ上(5〜10mm)
- 度合い:現状に合わせて軽め・中程度・丸坊主から選ぶ
- 時期:春〜初夏がベスト
- 鉢サイズ:葉がなくなる場合は見直しを検討
- 剪定と植え替えは同時にやらない
植物は、買ってきたそのままの状態でいることはできません。
元気に美しく育てようと思ったら、剪定が必要です。
日々の管理をしていると、植物はそれに答えてくれます。
元気がなくなってしまった植物を、復活させることもできます。
新芽が出てきたら、またレポートしますね。
挿し木にした枝の様子は、また別の記事で。
植物の成長を観察することで、自分自身も元気になっていくことに気づきます。
パキラを育てていくと、日々の暮らしも潤ってくることでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。








